『十二夜』を読む シェイクスピアをやさしい英語で

講師
鈴木 五郎 (慶応義塾大学名誉教授)

『十二夜』をまだ読んだことのない方、英語は苦手および得意という方も大歓迎です。教材はメアリー・ラムが青少年向けに書き直したものと、日本語に翻訳されたもののコピーを併せて使用し、日本語でわかりやすく解説していきます。気軽にご参加ください。

この喜劇を一言でいうと、間違いの喜劇ということになります。シェイクスピア時代の1602年2月2日、法曹学院(Inns of Court)の一つであるMiddle Temple(ミドル法学院法廷弁護士養成機関)での上演記録が今日知られています。原文の長さは2482行です。

メサリーンに兄セバスチャンと妹ビオラが住んでいましたが二人は双子でした。ともに船旅をしていた時にイリリア国の沿岸で難船し、ビオラは船長と助かった少数の乗組員によって小さなボートで無事岸にたどり着くことができました。可哀想なビオラは自分が救われたことを喜ぶより海の藻屑と消えた兄セバスチャンのことを悲しみました。そこで船長はビオラを慰めようとして「船が砕ける時に、お兄さんは丈夫な帆柱に自分のからだをゆわえつけていらっしゃいましたよ。お兄さんのお姿が遠く離れても、見えている限りはちゃんと帆柱にしがみついて波の上に浮かんでおられました。」と言いました。船長の報告によっていささか希望が持てたものの、これほど故郷から離れた外国での生活を考えるとビオラは思案に暮れるのでした。

授業日
毎週金曜日 13:30 ~ 15:00
授業料
33,605円(税込) 3ヶ月13回 (※テキストコピー代込み)
持ち物
筆記用具
講師プロフィール
米国ホープカレッジ教養学部卒業
上智大学大学院英米文学研究科修士課程修了
英国バーミンガム大学附属シェイクスピア研究所修士課程修了
慶応義塾大学大学院英文学研究科博士課程 満期退学


【講師から一言】
船長はイリリア国で生まれたので、国内事業に通じていました。「オーシーノー公爵がイリリア国を治めていますが、独身でもっぱらのうわさでは美しいオリビア姫に求愛しているという事でした。オリビア姫は一年前に亡くなった伯爵の貞淑な娘さんですが、その後お兄さんも間もなく亡くなりました。ひとびとのうわさによりますと、亡くなったお兄さんを懐かしむあまり喪に服し、一切の男の人とは会おうとはなさらないそうです。」ビオラは自分もオリビア姫同様兄を亡くして悲しんでいる時なので、亡くなったお兄さんを懐かしんで悲しんでいる姫といっしょに暮らしたいものだと思い、船長に「わたしはそのお姫様にお仕えしたいと思いますが、紹介していただけますか」とたずねました。「いや、それはむずかしいでしょう。とにかくオリビア姫はお兄さんが亡くなって以来だれもお屋敷にいれないのですから。オーシーノー公爵さえ。」
そこでビオラは別の計画を思いつきました。男装して、オーシーノー公爵の小姓になろうというものでした。若い娘が男装して、少年に変身するなどとは奇抜な考えだが、ビオラはいまひとりぼっちだし守ってくれるひとがいません。しかも年若くして、並外れて美しいし、外国にひとりきりでいるのだから、このくらいのことは許されていいだろうと考えたのです。はたしてこの計画の展開はどのような結果を招くのでしょうか。
教室
第2教室 アンセルモ教会教室集会室
日程
<4月期>
04/03
04/10
04/17
04/24
05/01
05/08
05/15
05/22
05/29
06/05
06/12
06/19
06/26

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