能楽「是界(ぜがい)」 (解説と鑑賞会付) 

講師
佐々木 多門(能楽喜多流)

日本の伝統芸能の粋として、世界文化遺産に登録されている能。しかし難解で鑑賞しにくいともいわれています。能を易しく能楽師が解き、身近に親しんでいただくための講座です。解説を聞くだけではなく、能楽堂を見学したり、舞台で使用される面や装束に触れる
こともできます。

4月期は能「是界(ぜかい)」を取り上げます。日本の盛んな仏法を妨げるべく、海を越えてはるばると大陸より大天狗・是界坊が来襲する・・・という、スケールの大きな曲です。

能公演の鑑賞会にも参加しますので、楽しんでご覧いただける講座です。

◆是界

中国の大天狗である是界坊は、日本の今が盛りの仏法を妨げようと、はるばる海を渡ってやってくる。愛宕山の太郎坊と陰謀をこらし、比叡山をまずは侵そうということになる。天台の教義が深遠広大であることから妨害は容易ではないと、また仏教の法敵となった自分たち天狗の運命のことなどを語り合い、やがて比叡山へと向かう。

勅命を受けて参内する途中の比叡の高僧と行違って、是界坊は法力対決を挑む。廃道へと僧を誘引しようとするが、僧が祈念して現れた護法の明王や神々に圧倒されて、ついに天狗は虚空へと逃れ還ってゆく。

授業日
第2・第4金曜日 13:30 ~ 15:00
授業料
17,490円(税込) 3ヶ月6回 ※能舞台鑑賞代金を含みます

持ち物
筆記用具
講師プロフィール
能楽シテ方喜多流職分。日本能楽会会員。能楽協会会員。東京在住。1972年生。喜多流職分佐々木
宗生の長男。喜多宗家内弟子を経て現在、喜多流職分塩津哲生に師事。
ゆかりのある平泉・中尊寺能舞台にて2001年「猩々乱」、2008年「道成寺」を披く。2012年同期の三人と「燦ノ会」を結成し、「石橋」を披く。東京での活動とともに、中尊寺薪能・仙台青葉能・白石碧水園能等、東北の能楽振興に重きをおきながら、国内外各地の公演に参加。東日本大震災復興支援能「息吹の会」実行委員。






教室
第2教室 アンセルモ教会教室集会室
日程
<4月期> 是界
04/03
05/08
05/22
05/23
06/19
06/26
注1)4/3は喜多能楽堂で行います。注2)5/23(土)公演鑑賞会(喜多能楽堂)

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