能楽「小鍛治(こかじ)」 (解説と鑑賞会付)  

講師
佐々木 多門(能楽喜多流)

日本の伝統芸能の粋として、世界文化遺産に登録されている能。しかし難解で鑑賞しにくいともいわれています。能を易しく能楽師が解き、身近に親しんでいただくための講座です。解説を聞くだけではなく、能楽堂を見学したり、舞台で使用される面や装束に触れる
こともできます。

10月期は能「小鍛治(こかじ)」を取り上げます。勅命により剣を打つことになった、名刀匠の宗近(むねちか)。稲荷明神の霊狐が手助けして、見事に天下第一の剣を打ち上げます。扮装の能面や装束、舞・謡などを通して、能の面白さを覗いていきます。

能公演の鑑賞会にも参加しますので、楽しんでご覧いただける講座です。

小鍛治(こかじ)

天下に名を知られた刀工、三条の小鍛冶宗近(むねちか)のもとへ、御剣を打つようにとの勅命が下る。しかし宗近は名刀を鍛えるための相槌(あいづち)となる者がいないため、氏神の稲荷明神に祈願し、御加護を頼む。すると一人の童子が現れて日本と中国の名剣の徳を語り、安心して支度を整えて待つように告げて稲荷山へと去ってゆく。

宗近は装束を改め鍛冶壇に上がって祈念すると、稲荷明神の化身が霊狐の姿で現れて、宗近の相槌を勤め名剣を打ち上げる。
〈白頭(はくとう)」〉の特別演式では、霊狐が白装束の白狐となって喜多流独特の狐足という足運びで疾走します。めでたい内容で爽やかな名曲です。

授業日
第2・第4金曜日 13:30 ~ 15:00
授業料
17,490円(税込) 3ヶ月6回 ※能舞台鑑賞代金を含みます

持ち物
筆記用具
講師プロフィール
能楽シテ方喜多流職分。日本能楽会会員。能楽協会会員。東京在住。1972年生。喜多流職分佐々木
宗生の長男。喜多宗家内弟子を経て現在、喜多流職分塩津哲生に師事。
ゆかりのある平泉・中尊寺能舞台にて2001年「猩々乱」、2008年「道成寺」を披く。2012年同期の三人と「燦ノ会」を結成し、「石橋」を披く。東京での活動とともに、中尊寺薪能・仙台青葉能・白石碧水園能等、東北の能楽振興に重きをおきながら、国内外各地の公演に参加。東日本大震災復興支援能「息吹の会」実行委員。





教室
第2教室 アンセルモ教会教室集会室
日程
<7月期>
01/01
9/6、9/27は喜多能楽堂。9/22「鵺(ぬえ)」公演会鑑賞(喜多能楽堂)。8/23→8/30に振替です。
<10月期>
01/01
12/20は喜多能楽堂、2020/1/12は国立能楽堂で行ないます
体験会日程
2019年10月25日:1,100円

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