裏打ちと表装

講師
薮田 夏秋(日本表装研究会会長)
千葉 季光(日本表装研究会講師)

あなたの作品を裏打ちから始めて掛軸にしませんか!掛軸は作品を飾る素晴らしい形です。この古来から伝わる技術を今に生かした表装を教えます。京表具の伝統 技術を元に新しい美術工芸を目指します。誰にでもわかりやすく楽しくがモットーです。半紙大の書画の作品を裏打ちして、また周りの表紙も裏打ち、それをもとに切ったり張ったりして、最後には床の間やリビングの壁に掛けられる掛軸が完成!中級では復習をしながら、裂(布)の裏打ちを覚えてもらい、より大きな掛軸をつくります。上級以上になると自由度がまして、古裂や思い出の着物などで掛軸や和 額、屏風を作ります。

教室 第2教室(アンセルモ教会集会室)教室案内
授業日

第4または第5 木曜日 13:15 ~ 15:15

持ち物 作品(半紙大の画仙紙など薄い紙にかいた作品) 作品をお持ちでない方はこちらでご用意します。 エプロン、鉛筆
受講料

<初級>   15,180円 (税込)  3ヶ月3回

<中上級>  16,830円(税込)   3ヵ月3回 

<研究科>  17,820円 (税込) 3ヵ月3回

日程

2024年1月期

1/25、2/22、3/28

2024年4月期

4/25、5/30、6/27

2024年7月期

7/25、8/29、9/26

教材費 1作品 5,500円~
※教材費は講師に直接お支払いください。

体験会 1回分受講料で随時体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。
講師プロフィール 薮田 夏秋
1963年3月京都府立大学文学部国語学科卒業後、学術出版・綜芸舎経営。1970年頃より表具の修行を始め、アートとしての表装を目指すとともに、書画の修復。その後「朝日カルチャーセンター」や「毎日文化センター」等で表具の指導。1982年「裏打ちのすすめ」「掛軸をつくる」「額と屏風を作る」などを日貿出版社から出版。1989年以降、東急百貨店や東京銀座鳩居堂で数年ごとに個展を開催。1980年NHKTV表具制作で出演。1996年TBSTVの番組に作品10点展示。2001年フィンランド学術交流で拓本・表装指導。名古屋芸術大学で表具講習。2008年NHK TV海外向け放送「掛軸」出演。2015年イギリス学術交流で拓本・表装指導。

千葉 季光
書道を通じて表具の世界に興味を持ち、薮田夏秋氏のもとで表装を学ぶ。伝統技術を大切に守りつつ、現代のいろいろな空間に合う作品づくりに取り組み、表装の他、書道や水墨画での活動、篆刻も手掛けるなど、様々な制作活動を行っている。
備考 講師からのメッセージ
日本の伝統を継承する京表具のいいところを取り入れ、今の時代に合う掛軸や屏風を、一人ずつの進み方で教えていきます。誰もが初めての経験なので、気軽に学んでください。
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