常日頃から感じる世相への思いや、自分の感性に基づいた主張、そして自分の周りの出来事や季節の移り変わりなど、自分が生きた証として書き残したい題材をエッセイとして書きあげます。エッセイ作品とは過ぎ去りし時の緞帳が静かに上がり、過ぎ去りし時への旅路が始まる文章作品といえ、書き手が読み手に伝わる文章で書くことを何よりも大事にしています。
講座は二部構成で、最初の20分から30分は文章を書くテクニック編とし、エッセイ執筆の基本(構成、文体、展開、彩り)を講義し、後半は実践編として各自の書いてきた作品を全員の前で音読し、丁寧に添削していきます。
毎回、次回の作品課題を提案し、400字×5枚以内で作品を書きあげ、講座開催日7日前までに事務局に提出していただきます。
エッセイ講座受講日内で開催される、公募エッセイに応募する作品にも挑戦する企画もあります。
エッセイは難しく書く文章作品ではなく、日ごろからの思いを普段着のままに書く自然体の文章作品で、自分再発見の場と言えましょう。
- 講師
- 神崎 東吉 (元(株)幻冬舎ルネッサンス編集局長)