はじめての論語・素読

講師
吉澤 久美子(論語塾講師・小笠原流礼法講師)

大河ドラマやその他の時代劇で、子どもたちが先生について何やら難しそうな文章を唱えている場面をご覧になることがあることでしょう。
寺子屋や藩校と言われる施設で、子どもたちは「素読」という方法で、昔の偉い人のことばを覚えていたのです。
中でも「論語」は、江戸時代には唐詩選と並んで武士の必須教養だったと言われており、渋沢栄一翁が愛読したことでも知られています。
ただし論語は、難解である、古臭いと思われていましたし、「女子と小人やしないがたし」とまで書かれているので、特に女性には無縁のものだったかもしれません。

でも令和の今、それを逆手にとらえて読むと、とても分かりやすく面白い読み物です。
2500年もの間、世界中で読まれ人生やビジネスの指針とされていた理由もおわかりになるはずです。
素読の講座では、講師に合わせて声を出して章句を読み上げ、声に出しているうちに自然に内容が頭に入るという、昔からのやり方で進めます。
コロナ禍も落ち着いた今、声を合わせて有名な「学びて時にこれを習う」から読みたいと思います。

教室 第3教室(若葉興産ビル3階)
授業日

第2金曜日 13:00~14:30

持ち物 筆記用具
受講料

10,560円(税込) 3ヶ月3回

日程

<10月期>

10/13、11/10、12/08

※日程は変更する場合がございます。

体験会 2023年9月8日・10月13日(金)13:00~14:30(1,100円)
講師プロフィール 論語塾講師 小笠原流礼法講師
公益財団法人斯文会及び日本の道徳評論家安岡定子氏主催の論語塾にて論語を学び、自身の論語素読塾を開設。カルチャースクール、専門学校などで初心者向けに、素読を主とした論語の普及に努める。なお、論語の「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」の精神は、小笠原流礼法にも通ずるもの。

講師から一言
「論語」は難しい、堅苦しいものと思われていたかもしれませんが、実は2500年前の哲学者孔子が、相手を思いやる大切さを弟子に伝えたことばの数々です。今の私たちの心にも訴えてくる章句がたくさんあります。声に出して楽しみましょう。
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