「東京古道散歩」は都内に残る古い道筋を古地図とともに歩き、歴史を点ではなく線で楽しむ講座です。 2024年10月期は「世田谷区特集-part1-」と題して、「世田谷城と大山道」を開催します。10月は世田谷城とそれをとりまく吉良氏ゆかりの寺社を中心に、11月は用賀から世田谷宿経由で若林まで中世の道を、12月は二子玉川を通る新旧二つの大山道を歩きます。中世に賑わった城下町にして街道の要衝だった世田谷を世田谷区をホームグラウンドとする荻窪圭が伝説の真偽にも触れつつ案内します。
教室 | 第1教室(アトレ目黒2 2階) |
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授業日 | 第1土曜日 13:00~15:30 |
持ち物 | 町歩き用地図(当日配布) |
受講料 | 11,550円(税込)3ヶ月3回 4,400円(税込) 1回ごと ※1回ごとの参加は、ご希望日をお知らせください。(キャンセル不可) |
日程 | 〈10月期〉第1回「世田谷城と豪徳寺と招き猫の関係」 10/05 世田谷区世田谷のルーツは中世の世田谷城。世田谷城址を中心に城を取り巻く寺社を歩きつつ世田谷城の歴史を地形と古道と城でひもときます。また世田谷城址にあった弘徳院をルーツにもち、ひこにゃんのモデルともなった招き猫群が大人気の豪徳寺にも立ち寄り、招き猫の秘密にもせまりましょう。 第2回「用賀から世田谷宿へ戦国時代の街道を歩く」 11/02 世田谷城の城下には戦国時代に世田谷新宿が開かれ、楽市で盛りあがりました。用賀から当時の街道(鎌倉街道。江戸時代には大山道)を歩いて世田谷新宿へ向かい、吉良氏ゆかりの寺や江戸時代の代官屋敷を味わいます。さらに大山道を歩き、世田谷城の常盤姫伝説をひもときつつゆかりの地を訪問します。 第3回「二子玉川を通る新旧2本の大山道を歩く」 12/07 多摩川の二子の渡しを渡り、用賀に向かう街道は2本あり、どちらも大山道と呼ばれてました。古い方は鎌倉街道だったといわれます。そこで、二子玉川駅から古い大山道(慈眼寺ルート)を用賀に向かい、帰りは新しい大山道(行善寺ルート)で二子玉川駅に戻ります。新旧2つの街道と、古社古刹、そして崖上からの眺望も楽しめます。 |
体験会 | 10月5日(土)初回のみ体験会料金3,850円です。その後も1回ごとの受講料で随時体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。 |
講師プロフィール | 老舗のIT系ライター兼デジカメ評論家にして古道・古地図愛好家。ライター業の傍ら、街歩きのガイドも務める。「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)に「古道研究家」として出演歴あり。主な連載に「iPhoneカメラ講座」「荻窪圭のデジカメレビュープラス」(ともにITmedia)、「這いつくばって猫に近づけ」(asciijp)など。近著に「古地図と地形図で楽しむ東京の神社」(光文社知恵の森文庫)「東京『多叉路』散歩」(淡交社)、「江戸・東京 古道を歩く」(山川出版社)ほか。 講師から一言 東京にも江戸時代、時には中世や平安時代に遡りそうな道筋が残っているモノ。それを探し出して、古い道ならではの面白さを味わいながら歴史散歩をしましょう。古道を辿ることで「点」が「線」になる楽しさは格別です。当日は解説入りの古地図も用意します。2022年7月に刊行された「古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く」(山川出版社)の著者荻窪圭が案内します。 |
備考 | 【お申込みの際のお願い】 ・お名前(漢字・フリガナ)・生年月日(西暦)・ご住所・お電話番号をお知らせください。 ・ご希望日の前当日は確実な受付のためにお電話(03-6417-0031)でお申込みいただきますと助かります。 よろしくお願いいたします。 【当日連絡先】 080-3694-2650(当日のみ) ・当日のご欠席の連絡は、お電話(080-3694-2650)にてお願い申し上げます。 ・資料とイヤホンをお渡ししますので、出発の5分前までにお集まり下さい。 遅刻される際は必ずご連絡をくださいますようお願い申し上げます。時間になりましたら出発をいたします。 ・歩きやすい服装と靴でご参加下さい。 ・雨具、帽子、飲み物、常備薬、健康保険証などを必要に応じてご持参下さい。 ・荒天などで中止の場合は、前日の日中にホームページに掲載するとともに、電話,メール等でご連絡いたします。 ・講師の病気、受講者の人数が一定数に達しないなど、諸条件によって中止になる場合があります。 ・お支払いいただいた受講料は、欠席の場合でもお返しいたしません。 |