〈屋外講座〉路線価図で街歩き(7月期)

講師
中川 寛子 (住まいと街の解説者)

国税庁が相続税、贈与税を算出するために毎年作っている「路線価図」という、道路1本ずつに1㎡あたりの土地の値段が振られている地図があります。見るとお隣同士の土地なのに価格が全く違う場所があったり、駅前で便利なのに妙に安い地点があったりと不思議なことが起きています。なぜ、そこが高くて、こちらが安いのか。現地に行ってみたり、地形図や昔の地図を重ねてみるとその理由が分かってきます。街はある日突然に誕生したわけではなく、地形の上に歴史が重なり、さらに人間の手による開発などが加わることで生まれており、常に変化し続けています。路線価はそうした変化による結果であり、路線価を知ることはその土地のあらゆる面での変化を読み取ることとも言えます。「路線価図で街歩き」では普段目にしている街をこれまでと違う視点から眺める楽しさを実感できます。

教室 校外
授業日

9月29日(日) 13:30~16:00

持ち物 筆記用具
受講料

3,850円(税込) 3ヶ月1回  (イヤホンガイド資料料、保険料を含む)

日程

<7月期>

9/29

浅草駅から隅田川を歩いて渡り、アーティストによるまちづくりで知られるようになった京島へ。

【集合場所】隅田公園 
※浅草水上バス乗船場の少し上流辺り
(銀座線浅草駅5番出口を出て吾妻橋方向へ。橋の手前を左折、隅田公園に入り、浅草水上バス乗船場より少し上流へ)」

【解散場所】京島3丁目あたり
(最寄り駅は京成曳舟、東武伊勢崎線曳舟)

※日程・カリキュラムは変更する場合がございます。

体験会 1回分受講料で体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。
講師プロフィール 講師から一言
浅草駅から隅田川を歩いて渡り、スカイツリーの足元を経て最近、アーティストによるまちづくりで知られるようになった京島へ。下町の二大観光地、いまだ木密地域の課題が残る京島の路線価を見て歩きます。最後に関東大震災後に発展、長屋が多く残る京島のアートEXPO、まちづくりに関わる後藤大輝さんに京島を案内していただきます。

講師略歴
早稲田大学教育学部で地理・歴史を学び、卒業後は東洋経済、ホームズプレス、東京人その他の紙、ウェブ媒体で編集者、ライターとして記事、書籍等を手がけており、主な著書に「この街に住んではいけない」(マガジンハウス)、「解決!空き家問題」「東京格差」(ちくま新書)など。「路線価図で街歩き」を始めて5年。日本地理学会、日本地形学連合、東京スリバチ学会会員。宅地建物取引士、行政書士有資格者。
備考 【お申込みの際のお願い】
・お名前(漢字・フリガナ)・生年月日(西暦)・ご住所・お電話番号をお知らせください。
・ご希望日の前当日は確実な受付のためにお電話(03-6417-0031)でお申込みいただきますと助かります。
よろしくお願いいたします。

【当日連絡先】 080-3694-2650(当日のみ)
・当日のご欠席の連絡は、お電話(080-3694-2650)にてお願い申し上げます。
・資料とイヤホンをお渡ししますので、出発の5分前までにお集まり下さい。
 遅刻される際は必ずご連絡をくださいますようお願い申し上げます。時間になりましたら出発をいたします。
・歩きやすい服装と靴でご参加下さい。
・雨具、帽子、飲み物、常備薬、健康保険証などを必要に応じてご持参下さい。
・荒天などで中止の場合は、前日の日中にホームページに掲載するとともに、電話,メール等でご連絡いたします。
・講師の病気、受講者の人数が一定数に達しないなど、諸条件によって中止になる場合があります。
・お支払いいただいた受講料は、欠席の場合でもお返しいたしません。
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