講師 松本 泰生(早稲田大学オープンカレッジ講師・階段研究家) 東京の山の手は武蔵野台地があり起伏に富んでいます。町中や寺社にある階段や坂を手掛かりにして街を歩き、その歴史や現在の街並み・都市空間、眺望などを体験し、新旧の建物も見ていきます。 教室 校外 授業日 第4火曜日 13:30~16:00 (※10月のみ第5火曜)※最大3時間程度になる可能性が有ります。 受講料 10,890円(税込) 3ヶ月3回4,180円(税込) 1回ごと※1回ごとの参加は、ご希望日をお知らせください。(キャンセル不可)(トラベルイヤホン使用料、保険料を含む) 日程 〈4月期〉第1回 二子玉川4/23国分寺崖線に沿って多くの坂や階段のある二子玉川周辺を訪れます。河岸段丘上の台地の端に造られた瀬田玉川神社、岡本八幡などを訪れ、参道の石段や界隈の坂を見ていきます。また、岩崎家玉川廟、旧小坂家住宅など高台上に造られた文化財も訪れます。国分寺崖線に掛かる高低差のある坂や階段を巡るコースです。 【集合場所】 東急電鉄 二子玉川駅 改札口前 【解散予定場所】 二子玉川駅 第2回 駒場5/28目黒川支流のかつての空川の谷と駒場の高台を訪れます。空川は駒場野公園内の湧水や、東大駒場キャンパス内の駒場池を水源として目黒川に注いでいました。代々木上原駅から宇田川支流の谷をさかのぼり、高台上にある駒場公園(旧前田侯爵邸)、駒場野公園を経て、空川周辺の階段を歩き、目黒川へ向かいます。 【集合場所】 小田急小田原線・東京メトロ千代田線 代々木上原駅 改札口前 【解散予定場所】 東急田園都市線 池尻大橋駅第3回 高輪南部6/25目黒川沿いの低地に面した城南五山と呼ばれる丘は、南向きで日当たりが良く、近代以降多くの政治家や財界人が住んだ場所でした。城南五山のうちの島津山、八ツ山、御殿山を訪れ、高台の御屋敷町とその周辺の階段や坂を巡ります。 【集合場所】 都営浅草線 高輪台駅 下車、A1出口(地上) 【解散予定場所】 JR山手線 大崎駅 ※日程・カリキュラムは変更する場合がございます。 体験会 4月23日(火)初回のみ体験会料金3,630円です。その後も1回ごとの受講料で随時体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。 講師プロフィール 講師略歴 1966年静岡県生まれ。元尚美学園大学講師・早稲田大学元客員講師。早稲田大学大学院理工学研究科修了(博士(工学))。都市計画系研究室での、都市景観・都市形成史研究の傍ら、90年代から東京の階段を訪ね歩く。著書は『東京の階段』(日本文芸社)、『凹凸を楽しむ 東京坂道図鑑』(洋泉社)など。 講師から一言 東京都心山の手は、武蔵野台地の高台とその間の谷地が複雑に入り組み起伏に富む地形になっています。階段や坂を上り下りして東京の地形を体感し、階段や坂のある景色や眺望を楽しんでみましょう。高台には御屋敷街が、また坂下の谷地には川跡の暗渠や池があったりします。階段や坂を手掛かりにしながら、街の歴史をたどり、今昔の街並みや都市空間を見て行きます。 備考 【お申込みの際のお願い】 ・お名前(漢字・フリガナ)・生年月日(西暦)・ご住所・お電話番号をお知らせください。 ・ご希望日の前当日は確実な受付のためにお電話(03-6417-0031)でお申込みいただきますと助かります。 よろしくお願いいたします。 【当日連絡先】 080-3694-2650(当日のみ) ・当日のご欠席の連絡は、お電話(080-3694-2650)にてお願い申し上げます。 ・資料とイヤホンをお渡ししますので、出発の5分前までにお集まり下さい。 ・歩きやすい服装と靴でご参加下さい。 ・雨具、帽子、飲み物、常備薬、健康保険証などを必要に応じてご持参下さい。 ・荒天などで中止の場合は、前日の日中にホームページに掲載するとともに、電話,メール等でご連絡いたします。 ・講師の病気、受講者の人数が一定数に達しないなど、諸条件によって中止になる場合があります。 ・お支払いいただいた受講料は、欠席の場合でもお返しいたしません。