グリーフケア講座

講師
入江杏(上智大学グリーフケア研究所非常勤講師)
神谷祐紀子 (上智大学グリーフケア研究所認定臨床傾聴士)

グリーフとは喪失に伴う悲嘆のこと。
所有していたもの、大切にしていたもの、愛着を抱いていたものを奪われる、手放す喪失は、人間関係、学校、仕事、環境、所有物、病、身体の一部、目標、計画などめぐって生じる、さまざまな日常の体験です。悲嘆をもたらす喪失が、私たちの日常にある、決して特別なものではないこと、そして、日常、特別ではないと感じている場面や風景の中にも、悲しみに苦悩する人が沢山いることを意味しています。具体的な喪失体験などによるものではない、漠然とした生きづらさも、また、、グリーフ、悲しみです。
大切な、かけがえのない、人やもの、関係、事柄を失ったとき、必要とされるグリーフケアは、悲しみから学ぶことを教えてくれました。
日常の景色が一変してしまった喪失体験。悲しみは、時間とともに深まりこそすれ、解消することはありません。悲しみとともにどう生きるかを探っていくグリーフケアは特別な処方箋対処法ではなく、日常にあります。

 

教室 第2教室(アンセルモ教会集会室)
授業日

第3月曜日 14:00~15:30 

第2水曜日 19:00~20:30 

持ち物 筆記用具
受講料

11,880円(税込)3ヶ月3回

日程

<1月期>(月曜クラス)

1/15、2/19、3/18

※日程は変更する場合があります。

<1月期>(水曜クラス)

1/10、2/14、3/13

※日程は変更する場合があります。

<4月期>(月曜クラス)

4/15、5/20、6/17

※日程は変更する場合があります。

<4月期>(水曜クラス)

4/10、5/08、6/12

※日程は変更する場合があります。

体験会 体験は不可の講座になります。
講師プロフィール ・入江杏   
ケアミーツアート研究所代表
上智大学グリーフケア研究所非常勤講師
世田谷区グリーフサポート検討委員

・神谷祐紀子
ケアミーツアート研究所
上智大学グリーフケア研究所認定臨床傾聴士


「悲しみから学ぶグリーフケア」 「グリーフのある日常」をテーマとして、行政・学校・企業などで講演や研修、勉強会を開催。執筆活動も共同して行い、著書に『わたしからはじまる 悲しみを物語るということ』(小学館)、『悲しみとともにどう生きるか』(集英社新書)など。

<講師から一言>
誰しも経験する喪失の悲しみ「グリーフ」。大切なものを喪失したときに感じる悲しみや苦しみ。違う道を選びたかったけれど、それが叶わなかったり、途中で思いもよらない出来事に直面したり、一生懸命生きることには困難が伴うものかもしれません。そんなとき、自分の言葉でうまく言い表せない、言葉にはならない「何か」を抱えた経験はありませんか。
「悲しみ」は「愛しみ」であることとの出逢い。誰かの悲しみに気づきそっと手を差し伸べる-あなたの日常を豊かにする講座です。
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