能楽を楽しむ(解説と鑑賞会付)

講師
佐々木 多門(喜多流職分)

日本の伝統芸能の粋として、世界文化遺産に登録されている能。しかし難解で鑑賞しにくいともいわれています。能を易しく能楽師が解き、身近に親しんでいただくための講座です。解説を聞くだけではなく、能楽堂を見学したり、舞台で使用される面や装束に触れることもできます。
10月期は能「一角仙人(いっかくせんにん)」を取り上げます。美女の誘惑に負けて神通力を失う仙人・一角仙人。演出の工夫の変化が面白い童話的な作品です。歌舞伎の「鳴神」の原典にもなりました。

扮装の能面や装束、舞・謡などを通して、能の面白さを覗いていきます。
能公演の鑑賞会にも参加しますので、楽しんでご覧いただける講座です。

7月期テーマ曲:養老(ようろう)

雄略天皇の御代、美濃の国の滝から薬の水が湧き出たというので、勅使が遣わされる。勅使は泉を発見した親子に出会う。由来を聞くと、親孝行な若者が飲んだ滝の源水の水があまりにも爽やかだったので汲んで帰り、老いた父親にすすめたところ、見違えるように若々しく元気になった。そのことから滝にも養老の名がついたのだということである。老人は霊水を汲んで勅使に捧げて立ち去った。そのうち空から妙なる音楽が聞こえてくる中、山の神が出現し、爽快な神の舞を舞って泰平の世を祝福するのであった。清々しい夏の能です。

教室 第2教室(アンセルモ教会集会室)、校外教室案内
授業日

第2・4金曜日 13:30 ~ 15:00

持ち物 筆記用具
受講料

18,480円(税込)  3ヶ月6回

日程

<4月期>

4/01、4/08、5/06、5/20、5/21、6/03

<7月期>

7/08、7/22、8/05、8/26、9/16、9/24

体験会 1回分受講料で随時体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。
講師プロフィール 能楽シテ方喜多流職分。日本能楽会会員。能楽協
会会員。東京在住。1972年生。喜多流職分佐々
木宗生の長男。喜多宗家内弟子を経て現在、喜多
流職分塩津哲生に師事。
かりのある平泉・中尊寺能舞台にて2001年「猩
々乱」、2008年「道成寺」を披く。2012年同期の
三人と「燦ノ会」を結成し、「石橋」を披く。東京での
活動とともに、中尊寺薪能・仙台青葉能・白石碧水
園能等、東北の能楽振興に重きをおきながら、国内
外各地の公演に参加。東日本大震災復興支援能
「息吹の会」実行委員。2021年NHK連続テレビ小
説「おかえりモネ」の能楽監修を担当。
この講座に申し込む