講師 本田 光洋 (公社)能楽協会 専務理事 「能」にはシテ方、ワキ方、ハヤシ方それぞれ流儀によって継承されており、芸風にも幅があります。金春流は最古の流儀として、大らかで、幽玄な芸風だといわれます。 日本人の世界観、美意識の底流を受けつぎ、貴族、武家の美意識によって装飾された、音楽、型を是非、体験して頂きたいと思います。 中世から現代まで広い階層の人たちによって趣味、教養として自ら謡い、舞われてきたものですから、どなたでも舞台へ立つことが可能です。シンプルな舞台、シンプルな型が「能」です。 教室 第1教室(アトレ目黒2・2F)教室案内 授業日 第1・3月曜日 13:15~14:40 持ち物 白足袋(四枚コハゼ、ネル裏が望ましい)、金春流稽古扇 受講料 ①謡と仕舞 34,980円(税込) 3ヶ月6回②謡または仕舞 21,780円(税込) 3ヶ月6回 日程 <1月期>2/19、3/04、3/18、1/15、1/29、2/05<4月期>4/01、4/15、5/20、6/03、6/17、7/01※5/27は休講です。7/1まで4月期になります。<7月期>7/15、7/29、8/05、8/19、9/02、9/16※7月期は7/29(第5週目)が加わります。 講師プロフィール 1942年9月16日生まれ。1965年3月早稲田大学第一政経学部経済学科卒。父 秀男、79世金春信高宗家に師事。1948年初シテ。「道成寺」、「翁」、「卒都婆小町」、「桧垣」を披く。日独修好150年事業としてドイ ツ巡回公演団長。 現在、(公社)能楽協会 専務理事。(公社)金春円満井会(こんぱるえんまいかい)理事長。 【講師からのメッセージ】 能鑑賞は、誌的で古語による「謡」が聞きとりづらい、型がシンプルなだけに見るポイントがわかりづらいと思います。講座の中で鑑賞のポイントについてもお話ししたいと思います。