漆(うるし)で金継ぎ

講師
小林 広美  (漆芸家)

漆を使った伝統的な技術で陶器や磁器の修繕をします。大切な器を壊してしまい、心を痛めている方のお役に立てます。
修復した部分には、金粉や銀粉を蒔きます。破損する前とは異なる個性が器に施されます。金継ぎは器を修復して、残った傷さえも新たな魅力に変えていく技術です。器に対する持ち主の深い思い入れや情緒によって、修復箇所に美的価値を発見するでしょう。それは見立てといえる行為です。修理した箇所を風景として連想し、楽しむ心に変えていくのです。そうなった時、金継ぎされた器は、持ち主にとって唯一無二の掛け替えのない物になっているはずです。
3ヶ月6回の授業で、じっくりと器に向き合い3~4点の作品を仕上げます。

教室 第3教室(若葉興業ビル 3階)教室案内
授業日

第1・3金曜日 15:00 ~ 17:00

持ち物 エプロン・ウエス・マジックペン・ハサミ 破損した陶磁器2~3点
受講料

21,780円 (税込)  3ヶ月6回

日程

2024年1月期

1/13、1/27、2/10、2/24、3/09、3/23

2024年4月期

4/05、4/19、5/03、5/17、6/07、6/21

2024年7月期

7/05、7/19、8/02、8/16、9/06、9/20

教材費 スターターキット 3,800円(初めての方のみ) 金粉、銀粉など 1,000円~3,300円程度
体験会 3/15(金)15:00~16:00 小皿に金継ぎの最終工程「粉蒔き」の体験。  体験料 2,915円   先着4名まで
講師プロフィール 講師からのメッセージ
日本で昔から行われてきた、漆を使った陶磁器の修繕方法が学べます。天然の素材を使った修繕なので、食器などの修理にも安心して用いることが出来ます。お気に入りの器を、長く安心して使い続けましょう。
備考 カリキュラム
第1回  接着
第2回  研ぎ、錆漆
第3回  摺り漆、捨て中塗り
第4回  研ぎ、中塗り
第5回  研ぎ、上塗り
第6回  研ぎ、粉蒔き
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