竹の一節に、息を入れる歌口と指をのせる手穴を開けただけの、とてもシンプルな楽器「篠笛」。人が息を吹き込むことによって命を与えられ、美しい唄を奏でることができます。
笛の構え方から息の入れ方、そして譜の読み方と、どなたにも分かりやすいように手ほどきより指導してまいります。
先には、わらべ歌や簡単な長唄の演奏も体験してまいります。また、篠笛になれてまいりましたら能管も加えてお稽古いたします。
譜も五線譜のようにある程度の知識を必要とするものではなく、日本語の譜になっておりますので、簡単に読むことが出来ます。
人の唄うような篠笛、また風が鳴り鳥が啼き、水のせせらぎを聴くような自然な音を奏でる能管。日本の笛はそのような楽器です。是非一度ご体験下さい。
- 講師
- 福原 寛(福原流笛方・国立音楽大学講師)