「金剛石を誰かがいきなりひっくりかえして、ばらまいたという風に、眼の前がさあっと明るくなって」
世代を超えて人気があり、劇に翻案されることも多い、宮澤賢治「銀河鉄道の夜」ですが、
主人公ジョバンニとカンパネルラの二人の言葉のやりとりの妙もさることながら、
その情景描写の美しさは比類なく、声に出すことでさらにいきいきと場面が現れます。
セリフだけではない、作品のすべてをそのままに伝える朗読の良さが、最も味わえる作品のひとつです。
この1dayワークショップでは、この作品中の印象的な「銀河ステーション」の場面の読みをお楽しみ頂くとともに、
声出しが楽に、効果的になるヒントもお伝えしたいと思います。
朗読も読み聞かせもはじめて、という方々、どうぞお気軽にご参加下さいませ。