小曲の唄と三味線 ~江戸小歌・端唄・俗曲・お座敷民謡~

講師
中村 市之輔(江戸小歌十八代宗家・三絃歌月野流三代目家元(月野照玉)

小曲とは、邦楽の中でも比較的短い(3~5分程度)、庶民に愛されてきた曲の総称です。

「芝浜」「かっぽれ」「梅は咲いたか」「お江戸日本橋」「奴さん」「祇園小唄」など、寄席で今でも唄われている曲や皆さんが耳にしたことのある曲など、覚えやすく親しみやすいメロディーが特徴です。

 

[江戸小歌とは]
初代中村勘三郎師より継承された流派で、初期歌舞伎の舞台を担った、歴史ある邦楽です。舞台演奏で発展してきた芸能ですので、三味線は中棹で、バチを使用します。端唄、お座敷民謡も同様です。
演奏の基礎を学んでいただいた上で、好きなジャンルの曲を、唄または三味線で楽しむことをご一緒できればと思います。三味線譜の(ご希望の方には五線譜も)読み方もお教えします。

教室 第2教室(アンセルモ教会 集会室)
授業日

第1・3金曜日 15:30~17:30

持ち物 三味線・バチ・指かけ・ひざゴム(お持ちでない方は有料レンタルあり) 録音機使用可
受講料

28,380円(税込) 3ヶ月6回(唄または三味線)

日程

4月期

4/05、4/19、5/03、5/17、6/07、6/21

7月期

7/05、7/19、8/02、8/16、9/06、9/20

※日程は変更になる場合がございます。

教材費 ■教材費
三味線譜、歌詞 1曲300円
※教材費は講師に直接お支払いください。

■レンタル代
三味線 1回500円
バチ・指かけ・ひざゴム3点セット 1回300円
※レンタル代は講師に直接お支払いください
体験会 2024年3月29日(金)15:30~17:30(1人30分) 体験料金4,400円(税込)
備考 邦楽家系に生まれ、5歳初舞台、9歳~変声期(11歳)までビクター専属少年民謡会にて活動。25歳で父(2代目)の死去により三代目月野照玉を襲名。三味線伴奏、レコーディング奏者としても活動。32歳で渡米し、バークリー音楽大学映画音楽アレンジ科留学、その間ボストン日本領事館の依頼で演奏活動も行う。ボストン交響楽団員とのコラボ、ニューヨークでの演奏活動など。37歳で帰国、42歳で十八代中村市之輔を襲名。プロ、アマ教授、舞台リサイタル、作譜、作曲、アレンジ活動などを行い、現在に至る。
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