講師 加固 明子 書の勉強に古典の臨書は欠かせません。 この講座ではできるだけ多様な書体・書風を取り上げ、臨書という追体験をしながら、文字の美を発見していきます。 毎月ほぼ1種ずつ、中国や日本の書の古典について、その来歴や書体・書風の特徴を学んだ後、忠実に半紙に拡大臨書します。 時には原寸でも書いてみます。その作品の世界に浸って下さい。 一方で、習った書風を生かし、季節の風物や行事にちなんだ詩句で小品を書きます。額に入れて飾ったり、絵手紙のように誰かに送ったりして、楽しんでください。 教室 第2教室(アンセルモ教会 集会室)教室案内 授業日 第2・4月曜日 10:15 ~ 12:15 持ち物 筆2種類(3~4号、小筆)、墨液、半紙 ※下敷き、文鎮、硯は貸し出し用があります。 受講料 17,490円 (税込) 3ヶ月6回 日程 <1月期>3/14、3/283/14・3/28 テーマ 桜花 隷書 魏「笵式碑」 <4月期>4/11、4/25、5/09、5/23、6/13、6/274/11 ・4/25 テーマ 若葉 篆書 西周「大克鼎」 5/9・5/23 テーマ 作品展制作 篆書 秦「権量銘」 6/13 ・6/27 テーマ 梅雨 楷書 魏・鍾繇「宣示表」 <7月期>7/11、7/25、8/08、8/22、9/12、9/267/11・7/25 テーマ 木陰 楷書 東晋・王羲之「黄庭経」 8/8・8/22 テーマ 冷菓 楷書 奈良「隅寺心経」 冷菓 9/12・9/26 テーマ 秋風 行書 北宋・米芾「向乱帖」 体験会 1回分受講料で随時体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。 講師プロフィール 1987年 筑波大学芸術専門学群(美術専攻・書コース)卒業 中国南京大学に留学(現代中国語、古典中国語、書法を学ぶ) 1990年 筑波大学大学院修士課程修了 1998年 第20回東京書作展東京新聞賞受賞 2002年 銀座新井画廊にて第1回個展(以降17回開催) 2010年 池袋東武カルチャーにて講座開講 銀座新井画廊にて年1回個展(現在第17回) 2018年 東武閉校に伴い目黒学園にて新規開講 備考 講師からのメッセージ 「上手な字」と「印象に残る字」はどこか違います。 書の古典の中にはその秘密がたくさんつまっていて、習うほどに発見があります。 ゆったりと取り組んでいきましょう。