講師 加固 明子 書を習う時、手がかりとなるのは名品として世に伝えられてきた古典です。絵画における写生のように、先人の筆跡を丁寧に臨書し、その筆づかいを追体験すると、文字の美が見えてきます。 この講座では、毎月1種ずつ中国や日本の書の古典を取り上げ、学んだ書風をもとに季節にちなんだ詩句で小品を書きます。額に入れて身近に飾ったり、絵手紙のように送ったりして、自分や誰かへのエールにしませんか。 教室 第2教室(アンセルモ教会 集会室)教室案内 授業日 第2・4月曜日 10:15 ~ 12:15 持ち物 筆2種類(3~4号、小筆)、墨液、半紙 ※下敷き、文鎮、硯は貸し出し用があります。 受講料 17,490円 (税込) 3ヶ月6回 日程 1月期1/08、1/22、2/12、2/26、3/11、3/251/8 1/22 草書 江戸・良寛「漢詩」 2/12 2/26 草書・仮名 江戸・本阿弥光悦 「書状」 3/11 3/25 楷・行・草書 平安・小野道風 「三体白氏詩巻」 4月期4/08、4/22、5/13、5/27、6/10、6/244/8 4/22 篆書 清・呉昌碩 「西泠印社記」 5/13 5/27 篆書 清・除三庚 「臨天発神讖碑」 6/10 6/24 隷書 後漢 「北海相景君碑」 7月期7/08、7/22、8/12、8/26、9/02、9/237/8 7/22 隷書 清・呉譲之 「文語横披」 8/12 8/26 楷書 唐・褚遂良 「伊闕仏龕碑」 9/2 9/23 楷書 唐・顔真卿 「建中告身帖」10月期10/14、10/28、11/11、11/25、12/09、12/2310/14 10/28 行書 東晋・王羲之「興福寺断碑」 11/11 11/25 行書 李邕「李思訓碑」 12/9 12/23 行・草書 平安・藤原行成「本能寺切」 1月期1/13、1/27、2/10、2/24、3/03、3/241/13 1/27 草書 唐・懐素「聖母帖」 2/10 2/24 仮名 平安・小野道風「秋萩帖」 3/3 3/24 仮名 江戸・良寛 和歌 体験会 1回分受講料で随時体験をお受けします。詳しくはお問い合わせください。 講師プロフィール 1987年 筑波大学芸術専門学群(美術専攻・書コース)卒業 中国南京大学に留学(現代中国語、古典中国語、書法を学ぶ) 1990年 筑波大学大学院修士課程修了 1998年 第20回東京書作展東京新聞賞受賞 2002年 銀座新井画廊にて第1回個展(以降19回開催) 2010年 池袋東武カルチャーにて講座開講 2018年 東武閉校に伴い目黒学園にて新規開講 備考 講師からのメッセージ 「上手な字」と「印象に残る字」はどこか違います。 書の古典の中にはその秘密がたくさんつまっていて、習うほどに発見があります。 ゆったりと取り組んでいきましょう。