紀元前からの歴史をもつラテン・アルファベットは、当時の社会情勢や宗教の影響を受け、様々な書体を生み出してきました。
手書きの歴史上、後半に位置するイタリック体はルネッサンスに生まれた書体で、現在でも使われ、誰もが読むことのできる書体です。
大文字と小文字がそれぞれ 26 文字あり、グループ分けしながら一年程かけて学んでいただきます。専用のペンとインクに慣れていただきながら、生徒さん個々のペースに合わせて進めます。それぞれの進度が異なるために、教室内で他の書体を知ることもでき、カリグラフィーの世界を多面的に観ることができる
でしょう。
イタリック体終了後は他の書体に進んでいただきます。他の書体を学びつつ比較す
ることによって、イタリック体の特徴を再認識することもできます。
季節によってグリーティングカードを作成して楽しく続けていただくことを目標としております
- 講師
- 柴田 美奈