三味線音楽の中では唯一三味線を弾きながら歌を唄うのが地歌三味線です。楽器は中棹(ちゅうざお)という三味線と、少し大きめの撥(ばち)を使います。箏と合奏をしたり地唄舞の伴奏も出来ます。右手で撥を使って三本の糸を弾き、左手では糸押を押さえて音を作り、歌を唄うのは大変な作業です。一つ一つ丁寧に取り組んでいきますので、必ずお三味線を弾きながら歌が唄えるようになっていきます。最初は童謡などの良く知られた曲から始めて、三味線の基本を身に付けてまいります。一年を過ぎたころより短い地歌の曲のお稽古が出来るようになります。お稽古や発表会などでは着物を着ることも出来ますので、着物に興味のある方も大歓迎です。日本の伝統文化や日本古来の芸能に携わりながらこれまでの人生にもう一つ「彩」を加えてみては如何でしょうか。
※ お一人約45分の個人稽古です。