森で考える植物の不思議

講師
小原 芳郎 (日本自然保護協会 自然観察指導員)


植物たちは、人間ならとても耐えられないような、真夏の酷暑、真冬の極寒、あるいは、砂漠の乾燥の中でも生きております。迫り来る「食害」(食べられてしまうこと)にも耐えて、植物たちはどんな工夫をして、生き残るのでしょうか。
秋になれば、イチョウは黄葉し、カキの葉は赤くなります。どうして、色が違うのでしょうか。クスノキは、葉だけではなく、どうして枝ごと落とすのでしょうか。冬野菜は、どうして甘くなるのでしょうか。これらは、植物たちが、生き残るために開発してきた知恵の数々なのです。
この講座は、3ヵ月6回のうち、植物園や公園での観察会が3回、教室での講演が3回になっております。教室での講演では、いろんなテーマで考えてみます。
タンポポの一生、タケと生活、生物多様性と人間
生き物こぼれ話、植物は戦いながら生きている
10月期と1月期では、違うテーマ、違う公園にしました。連続してご参加いただいても、十分に楽しめるようにしてあります。

講師からのメッセージ
植物は動かず声も出さないが、生き抜くためにいろんな知恵を開発してきました。人間よりも遥かな昔から、時間や空間を超えて、生きてきました。
動物は、子を親の手元で育てます。それが一番安全だからです。ところが、植物は、親の個体から離れたその瞬間から、親からの支援は全くありません。
自然観察指導員になって以来、多くの場で植物の不思議さを、魅力を伝えてきました。今回の講座を通じて、植物の不思議さを発見し、共にその意味を考えてみたいと思います。

■教室及び校外会場
校内:第3教室(若葉興業ビル・3F)
校外:カリキュラムをご参照ください。

カリキュラム(☆印は校外)
<10月期>
10/3  外来種問題、ほか
10/17  ☆日比谷公園と植物
11/7  イチョウ、ほか
11/21  ☆小石川後楽園と大名庭園の成り立ち
12/5  救荒作物、ほか
12/19  ☆皇居東御苑と江戸城天守台跡
<1月期>
1/16 ☆国立科学博物館(上野)
1/30 野菜の結球、ほか
2/6  葉っぱの寿命、ほか
2/20  ☆清澄庭園と周辺の運河
3/6  地中結実植物、ほか
3/20  ☆六義園の早春

授業日
第1・3水曜日 10:00 ~ 12:00
授業料
13,932円(税込) 3ヵ月6回
持ち物
筆記用具、拡大鏡(虫メガネ、ルーペなど)
季節によっては、虫よけスプレー
講師プロフィール
1944年生まれ、秋田県出身。若くから市民活動多数(全国ボランティアフェスティバル、環境保全団体など)。会社員、NGOの職員・役員。
講演や観察会は、植物以外も含めて年間約60件。得意分野は、「植物の生態」。自然観察指導員歴は15年。所属団体は、日本自然保護協会、横浜植物会など。
主なフィールドは、小石川植物園、新宿御苑、夢の島熱帯植物館、大船植物園。
中学・高校の教員免許は持っているが、教職に就いたことはない。趣味はカメラ。いつもわくわくしながら、植物を追いかけている。
教室
第3教室 若葉興業ビル
校外
日程
<10月期>
10/03
10/17
11/07
11/21
12/05
12/19
<1月期>
01/16
01/30
02/06
02/20
03/06
03/20

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