古代人は夜空を見上げて数々の星座を作り上げました。現在わかっているだけでも千に近い数の星座が、いろいろな民族で語り継がれました。ですが、恒星や宇宙がいつごろできたのか、あるいはどのぐらい遠くにあるのかは知りませんでした。
今では、138億年前に宇宙が誕生し、470億光年の距離まで広がっていくことや、生き物のように生死を繰り返していることも分かっているばかりではなく、太陽系外に惑星も見つかって、もう少しで生物も見つかるかもとみられています。宇宙そのものが生きています。
今日皆さんがご覧になっているものと全く同じ夜空は、少なくとも17万年後まで見ることはできないもの。本当に貴重なのなのです。宇宙に関わるあれこれを、この講座ではこだわり続けてご紹介します。このため、毎月変わるテーマの数は尽きることなく毎回代わります。
宇宙科学のトピックスも発表された早々にご案内します。お知り合いの方とどうぞ。
- 講師
- 金井 三男